GoogleAdSenseのプログラムポリシー解説です。
今回は、「広告のプレースメント」です。AdSense広告には、設置してはいけない場所があります。また、設置する際は、ユーザエクスペリエンスの向上を図ることを求められています。
では、より良い配置を目指して、ポリシーを確認しましょう。
引用元 AdSenseプログラムポリシー
なお、この記事の趣旨は、こちらをご確認ください。
広告のプレースメント
サイト運営者様には、さまざまな配置方法や広告フォーマットをテストされることをおすすめします。ただし、AdSense コードをポップアップ、メール、ソフトウェアなど不適切な場所に配置することはできません。また、使用するサービスのそれぞれのポリシーに従う必要があります。詳しくは、広告のプレースメントに関するポリシーをご覧ください。
【ポイント】
- さまざまな配置方法や広告フォーマットをテスト
広告の配置方法やフォーマットについて、どのような形式でどこに配置するのが、広告主とユーザにとって最適なのか、十分にチェックと検証をして、決めましょうということですね。
なので、重要なチェック観点は、ユーザにとって使い勝手が良いか、広告主にとって適切で効果的か、です。
”おすすめします”なので、必須事項ではありませんが、誰も見ない場所に広告を配置してもそれこそ誰得?なので、常に最適な場所に配置できるよう検証はしましょう。
- 不適切な場所に配置することはできません
AdSense広告が求めているのは、質の高い有益なコンテンツをきっかけとした、広告へのアクセスです。ユーザの意図しない、もしくは興味のないアクセスは、ユーザおよび広告主にとって利はないので、配置場所にも禁止事項が設けられています。
以下、”広告の配置に関するポリシーの全文”です。
Google 広告、検索ボックス、検索結果については、次の行為が禁止されています。
- ツールバーなど、その種類にかかわらずソフトウェア アプリケーション(AdMob は対象外)に組み込むこと。
- ポップアップやポップアンダーに表示すること。
- メール、またはメール メッセージが主な要素となっているページに配置すること
- 動的なコンテンツ(チャット、インスタントメッセージ、自動更新コメントなど)がページの主な要素となっているページに配置すること
- ページ内のさまざまな要素によって隠すなど、わかりにくくすること。
- コンテンツを含まないページに配置すること(検索向け AdSense とモバイル検索向け AdSense には該当しません)。
- 広告表示のみを目的として公開されているページに配置すること。
- ロゴや商標またはその他のブランド要素を不適切に使用し、ユーザーに Google と関係があるように誤解させる可能性のあるコンテンツや URL のページに配置すること。
- 他の Google サービス上、内、または横に、そのサービスのポリシーに違反する形で配置すること。
【ポイント】
- コンテンツを含まないページに配置すること
裏を返せば、自ら作成したコンテンツ内の適切な場所にAdSense広告を配置しなさい、ということですね。
他にも色々と禁止事項がありますが、要するに、
・自分のコンテンツとは関係のない、または紛らわしい場所に配置しない。
・他のコンテンツ(特にGoogle)に便乗するような場所に配置しない。
ということです。
【AdSense承認に向けた対策】
この項目は、AdSense承認後の話になるので、内容をしっかりと理解すれば、特に対策は必要ありません。でも、承認された後、広告をどこに配置するか、考えておいたほうがいいですね。
まとめ
AdSense広告を配置する場所によって、成果に違いが出るということは理解しました。ただし、クリック率を上げることだけを優先すると、本末転倒になります。
あくまでも、サイトの主役は私たちが作成したコンテンツです。コンテンツを疎かにして、広告の配置ばかりに目がいってしまうと、結局は人が集まらなくなって、クリック率が下がる、なんてことになりかねないです。
大勢の人たちの役に立つ有益なサイトを作り、それを維持すること。一番大変なことですが、初心を忘れず、軸がぶれないように、コンテンツの中身を充実することに注力していきたいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
ではでは。
- YellowMagicGamer -