こんにちは、YellowMagicGamer です。
今回は、これからプロジェクトマネージャーになる人に向けて、書きます。
ある日突然、初めてのプロジェクトマネージャーに任命されたとしたら、最初にすることは何だと思います?
プロジェクト憲章やスコープ記述書を作ったり、体制も考えなければいけないし、ステークホルダーの分析もしないといけないし・・・
いったい全体、どこから手を付けたらいいの?という感じですが、まずやるべきことが2つあります。
ひとつめ
一つ目は、『あいさつ』です。
はぁ?と言われそうですが、正確には「挨拶をする習慣を身に着ける」です。
一般的にプロジェクトマネージャーの仕事の8割はコミュニケーションと言われています。
お察しの通り、プロジェクトはマネージャー一人の力では成功しません。成功するには、多くの関係者の協力と努力が不可欠です。その協力と努力を引き出すのがコミュニケーションで、コミュニケーションなくして、プロジェクトマネジメントは成り立たない、という理屈です。
なので、コミュニケーション・スキルは、プロジェクトマネージャーの最重要スキルとなります。そして、仕事のやりかたもコミュニケーション中心のスタイルに変える必要があります。でも、仕事のスタイルなんて、いきなり変わらないですよね。
そこで、まず意識を変えることから始めてみましょう。
元プロ野球選手の松井秀喜さんの座右の銘に
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる
コミュニケーション・スキルは、才能ではなくテクニックなので、鍛えれば、誰でも身に着けることができます。なので、人と話すのが苦手な人も心配する必要はありません。ただ、体に沁み込ませるには時間がかかります。
あいさつをすることで、プロジェクトメンバー、クライアント、上司、経営者などなど、人と関わることに慣れていく。これが、プロジェクトマネージャーが最初にすることです。
ふたつめ
「あいさつをするのは分かったけど、それだけじゃプロジェクトは上手くいかないよね。」という声が聞こえてきそうですが、最初に書いたように、プロジェクトはプロジェクトマネージャーひとりの力では、決して成功しません。ましてや新米プロジェクトマネージャーなら、なおさらです。
ですので、プロジェクトの立ち上げに際しては、
上位層のPMに支援を仰ぎましょう。
これが2つ目のやるべきことです。
プロジェクトマネージャーは、孤独だとも言われています。それは、プロジェクト内では同じ立場の人はいない唯一無二の存在だからです。ですので、良き指導者、良き相談相手を見つけて、孤立しないようにしましょう。
まとめ
初めてプロジェクトマネージャーに任命されたら、やることは2つです。
- あいさつをする(心を変える、行動を変える・・・)
- 良き指導者、良き相談相手を見つけて支援を仰ぐ
プロジェクトマネージャーという仕事は、仕事量が多く責任も重いので、苦労が絶えませんが、その分、得られる達成感は大きく、やりがいのある仕事です。
もし、プロジェクトマネージャーをする機会がありましたら、ぜひチャレンジしてください。
私も微力ながら応援します♪
- YellowMagicGamer -